今回は個人的に大好きなEA-6Bプラウラーです。
アメリカ海軍、海兵隊の電子戦を長きにわたり支えてきた縁の下の力持ちであり、数多くの紛争や戦争に参加してきました。
最後の参戦はアフガニスタンなどで、空中警戒や電子戦を行いましたが、時代とともにその役目を終え,アメリカ海軍では2015年に海兵隊あ2019年に退役しています。
また本来は敵レーダーサイトの破壊など敵防空網に穴をあけ、後続の攻撃部隊の脅威を取り払う役目ではありましたが、終盤では地上部隊の支援や空中給油が主任務となっていました。

祖先はイントルーダー

このプラウラーの祖先はイントルーダー。そうA-6です。A-6はA型E型が主流で、空戦能力を兼ね備えたF型も一時期開発されましたが配備には至ってません。
ベトナム戦争中米軍は北ベトナム軍の強固な地対空ミサイルの壁に悩まされ多くの飛行機を失っていました。そんな中、敵防空網に穴をあける「ワイルドウィーズル任務」が発案され、当初はF-105やF-4Gなどがその任務にあたっていました。
しかしこの任務には大きなリスクが伴い撃墜される機体が後を絶たず、そのような経緯からアウトレンジからの敵防空網撃破の構想が生まれました。
ベトナム戦争中にA-6イントルーダーは全天候攻撃機としてアメリカ海軍、海兵隊の主戦略でありその性能面を向上したタイプが開発されていき、その過程でEA-6Aが電子戦機として登場しました。*ここの説明だいぶはしょってますので気になる方はウィキッテ下さい。

本当は万能機!!

ずんぐりした格好と亜音速な容姿からイマイチ頼りない感じもしますが、プラウラーは通常の攻撃(通常爆弾搭載)の他、AGM-88などによる敵レーダーサイトの攻撃、ハープーンによる艦船攻撃、ジャミングポッドによる電子戦、空中給油など万能機でありまさに縁の下の力持ち的存在でした。
今現在アメリカ空軍においてはF-16CJブロック50などがワイルドウィーズル任務を行うなどしていますが、この理由の一つに空戦能力が挙げられます。プラウラーは万能でありながら、空戦能力は兼ね備えておらずその面においては現用機にアドバンテージを取られているようにも思えます。
それでもこのプラウラーは1971年の配備から長きにわたり艦隊防空の任を担うなど重要なポジションにいました。
これからはEA-18Gグラウラーにその座を譲りますが、私はこのずんぐりした格好が好きでたまりません。

プラウラーフォーエバー!!

ちなみにパームスプリングスのミュージアムでプラウラーが展示されていますが、今は飛行が出来ない状態とのことです。
また飛ばすには1時間当たり$7000程かかるそうです・・・。
毎度の模型ネタになりますが、プラウラーのベストキットは「モノグラム」です!!

Randy Works.Co